バルセロナでリュックを盗まれた話~手口と対策~
2019年の春休みに1ヶ月ヨーロッパ周遊に行って来ました。
スペインのバルセロナからフランスのニース行きの夜行バスをバスターミナルで待っているときに事件は起きました。
友達と交互に歯磨きをしに行くことになり荷物番をしていると、1人の黒人に「マドリードに行くにはどうしたらいいか?」と話しかけられました。
どう考えても現地人ではない自分に質問してくるのは怪しいと思い無視をし、みんなのリュックの方に全ての注意を払っていました。
それでもしつこく聞いてくるので「バスのチケット窓口はあっちにあるから、そっちで対応してもらえ!」と追い返しました。
その後友達が戻ってきて、自分も歯磨きに行こうと思ったら足元に置いてあったはずのリュックがなくなっていました。
話しかけ、他のことに気を取られているスキに他の人がリュックを盗るという複数人での犯行だと思います。
海外で日本人に現地のことを聞いてくるのは不自然なので無視をするのが一番いいと思います。
幸いにもパスポートなどの貴重品はウエストポーチに入れ肌身離さず身につけていたので盗られずにすみましたが、愛用していたタブレット端末や洗面用具一式はリュックに入れていたので盗まれてしまいました。
海外旅行中にやむを得ず荷物から離れる際、キャリーバッグやバックパックなどの大きい荷物は近くの柱などにワイヤーロックで固定し、ない場合は友達の荷物どうしをワイヤーロックで固定することをオススメします。
リュックサックやウエストポーチは常に肌身離さず持ち歩くことを心がけてください。
座りたいときはリュックを地面に置くのではなく前に抱えるようにするのがベストです。
わたしは写真のような首から下げる小さなポーチにパスポートなどの貴重品をいれ服の下に隠しています。
海外旅行をしてきて、もちろん親切で優しい人にもたくさん出会ってきました。しかし日本人などの観光客を標的としたスリやぼったくりが存在するのも事実です。せっかくの海外旅行が台無しになってしまうかもしれません。
わたしの失敗を機に、海外旅行中は荷物の管理をより厳重にすることを心がけてください。