パリでスられかけた話~手口と対策~
今回はフランスのパリでリュックの中身を盗まれそうになった話を紹介します。
前回の『バルセロナでリュックを盗まれた話』を読んでない方はそちらも合わせて読んでみてください。
kaigai-pumikororin.hatenablog.com
この事件はパリの凱旋門付近で起きました。
地下鉄の駅から地上に出るやいなや、2人の美女に急に囲まれ「Speaking English?」と話しかけられました。
(おいおい、フランスでもモテちゃうのか)と浮かれていると「Signature! Signature!」と強引に署名を求めてきました。
急なことで意味がわからず「No!」と断りましたがグイグイとバインダーを押し付けられ、呆気にとられていると、リュックのファスナーを開けられていることに気が付きました。
急いで追い払いその場を離れようとしましたが、もう少しでリュックの中身を盗れると思ったのか追いかけられ、しばし凱旋門の前で“鬼ごっこ”状態でした。笑
今回は何とか未然に防ぐことができましたが、強引に署名を求め、それに気を取られている間にリュックのファスナーを開け中身を盗るといった手口だと思います。
こういったことが起きたらすぐに「No!」と言って、その場を離れましょう。盗られるスキを見せないことが重要です。
パリではエッフェル塔やモンマルトルなどの人が集まる観光地でもそういった手口のスリがあると聞いたので気を付けてください。
他には地下鉄でのスリも頻繁に起きているので、人が多いところに行くときはファスナーに南京錠を付けていると安全です。
もちろんですがズボンのポケットにスマホや財布を入れるのは盗られやすいので、絶対にしないようにしてください。